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評価・測定 の記事
在宅の限られた時間で何を測るか。歩行速度・握力・TUG・SPPB・6分間歩行などの指標を、カットオフの数値と「その検査が本来答えられる問い」から整理しています。予後を知りたいのか、効果を測りたいのかで選ぶ道具は変わります。
9 件の記事があります。
- 片脚立ちは何秒なら危ない?|5秒・15秒の出どころと日本人の年代別の値
開眼片脚立ちの「5秒」「15秒」は、どこから来た線で、何が確かめられているのか。転倒予測を調べた系統的レビュー(片脚立ちは6研究)、運動器不安定症の15秒を調べた日本の研究、日本人3,229人の年代別・男女別の値を並べて、カットオフ値の読み方を整理しました。
- 5回立ち上がりの12秒は何の基準?|サルコペニアの線と日本の実測値
5回椅子立ち上がりでよく使う「12秒」。これはサルコペニアの身体機能低下の基準で、転倒のために作られた線ではありません。日本の70・80・90歳を測ったSONIC研究と、アジアの基準値(5回立ち上がりは4コホート)を並べて、この線がどのあたりに引かれているのかを整理しました。
- SPPBは何を予測できるのか|16,534人のメタ分析が示す「10点未満」の意味
バランス・歩行・椅子立ち上がりの3項目で測るSPPB。17研究16,534人を統合したメタ分析では、10〜12点を基準にすると、7〜9点の群の死亡オッズ比は1.50でした。採点のしかた、日本の70・80・90歳の平均点、何点動いたら意味があるのかを整理します。
- 座位時間は寿命に関わるのか|加速度計で測った36,383人の用量反応メタ分析
座っている時間が長いほど死亡リスクは上がるのか。8つのコホート36,383人を加速度計の実測データで解析したBMJ 2019のメタ分析から、1日9.5時間という目安と、強度を問わない「総量」の意味を整理しました。
- 理学療法の評価項目一覧|在宅で使う6つの指標と、それぞれが答えられる問い
歩行速度・握力・TUG・SPPB・6分間歩行・AWGS。在宅でよく使う評価項目を、カットオフの数値と「その検査が本来答えられる問い」から整理しました。どれを選ぶかは、何を知りたいかで決まります。
- COPDのリハビリの評価項目|6分間歩行は何m伸びたら意味があるのか
COPDの運動療法で何を評価するか。2025年のメタ分析は呼吸器疾患で「意味のある差」を25mと示し、518人を追った研究は6分間歩行だけを見ると改善した人の半数以上を取りこぼすと報告しました。HRQLを含む評価項目の選び方を、2本の論文から整理します。
- 握力は何を測っているのか|14万人のPURE研究が示した「筋力より予後」の指標
握力が5kg低いごとに死亡のハザードは16%高い。17カ国14万人を追跡したPURE研究では、握力は収縮期血圧よりも強い死亡予測因子でした。握力計の種類で数字がどれだけ変わるか、日本の高齢者の年代別の目安もあわせてまとめています。
- TUGのカットオフ値13.5秒は使えるのか|2,314人のメタ分析で読む転倒予測の限界
TUGのカットオフ値13.5秒で転倒を予測できるのか。2,314人を統合したメタ分析では感度0.32・ROC曲線下面積0.57でした。単独では使えない理由に加えて、原法どおりの測り方と、日本の高齢者959人の年代別の目安もまとめています。
- 歩行速度は「第6のバイタルサイン」|3万4千人のデータが示す歩く速さと寿命の関係
歩く速さは、高齢者の余命を予測する。3万4千人・9つのコホートをまとめたJAMAの研究から、歩行速度の測り方、日本の高齢者4,683人の年代別の目安、そして「何秒ぶん変われば変わったと言えるか」までを整理しました。