在宅リハのエビデンス研究室
ICE LAB
訪問看護ステーション勤務の理学療法士が、PubMed・J-STAGE の論文を読んで「現場でどう使うか」までまとめるブログ。
はじめまして、アイスくんです🐻❄️
ここは、病院で9年間(回復期・一般・地域包括医療病棟)働き、いまは訪問看護ステーションで リハビリをしている理学療法士が、国内外の論文を「現場でどう使うか」までかみくだいてまとめる場所です。 数字は必ず原典で確認し、研究の限界も正直に書いています。
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フレイルに運動介入は効くのか|1,519人のSPRINTT試験が示した歩行障害の予防効果身体的フレイルとサルコペニアのある70歳以上1,519人を最長36か月追った大規模RCT。運動+栄養の複合介入は「400m歩けなくなる」リスクを22%下げたが、効果が出たのは機能が低い層だけだった。歩行速度は「第6のバイタルサイン」|3万4千人のデータが示す歩く速さと寿命の関係歩く速さは、高齢者の余命を予測する。3万4千人・9つのコホートをまとめたJAMAの研究から、訪問リハで歩行速度を測る意味と、その伝え方を整理しました。地域在住高齢者の転倒予防に運動は効くのか|Cochraneレビュー(108RCT・23,407人)を読む運動は転倒の発生率を23%下げる。しかも「バランス・機能的運動」と「筋力トレーニングの併用」で差が出る。108件のRCTをまとめたCochraneレビューから、訪問リハの現場で何を選ぶべきかを整理しました。カテゴリから探す
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- フレイルに運動介入は効くのか|1,519人のSPRINTT試験が示した歩行障害の予防効果
身体的フレイルとサルコペニアのある70歳以上1,519人を最長36か月追った大規模RCT。運動+栄養の複合介入は「400m歩けなくなる」リスクを22%下げたが、効果が出たのは機能が低い層だけだった。
- 腰部脊柱管狭窄症に運動療法は効くのか|244人のメタ分析が示す「歩ける距離」への効果
3件のRCT・244人を統合したメタ分析によると、運動療法は歩行距離を400m以上のばす可能性がある。ただしエビデンスの確実性は総じて低く、数字の解釈には注意が必要。
- 大腿骨近位部骨折の術後リハは退院後こそ効く|40研究4,059人のCochraneレビュー
術後の移動能力へのリハビリ介入は、病院内より退院後のほうが確実性の高いエビデンスがある。40研究・4,059人のCochraneレビューから、訪問リハが担う役割と「何を組み合わせるか」を整理しました。
- 変形性股関節症に運動療法は効くのか|2026年最新Cochraneレビューが示す「効果はあるが実感しにくい」現実
18研究1,368人を対象にした最新のCochraneレビューによると、運動療法は股関節OAの痛み・機能を統計的に改善するが、その量は患者が「良くなった」と実感できる基準にわずかに届かない。数字の意味を正しく伝える。
- 入院しただけで生活機能は落ちる|2,293人のデータが示す「年齢と廃用」の関係
入院した高齢者の35%が、退院までにADLを落とす。年齢が上がるほどその割合は跳ね上がる。2,293人を追跡した研究から、退院直後の訪問リハで何を確認すべきかを整理しました。
- 心臓リハビリは何を防ぐのか|85研究・23,430人のCochraneレビューで見る心筋梗塞と入院への効果
運動を中心とした心臓リハビリは、心筋梗塞の再発と入院をはっきり減らす。85研究・23,430人をまとめた2021年のCochraneレビューから、在宅でどこまで運動を後押しできるかを整理しました。
- 脳卒中後の「同じ動作の繰り返し」は本当に効くのか|反復課題練習のCochraneレビュー
課題そのものを何度も繰り返す練習は、脳卒中後の腕・手・歩行を改善する。33研究1,853人をまとめたCochraneレビューから、回復期と在宅で「量をどう確保するか」を考えます。
- 脳卒中後に体力トレーニングは必要か|75研究のCochraneレビューが示す歩行と障害への効果
脳卒中後の有酸素運動(体力トレーニング)は、障害の程度を改善し、歩く力を高める。75研究・3,017人のCochraneレビューから、麻痺の練習だけで終わらせない理由を考えます。
- 在宅でサルコペニアをどう見つけるか|AWGS 2019 診断基準を現場の道具に落とす
ふくらはぎの太さ、握力、椅子立ち上がり──特別な機器がなくても在宅でサルコペニアは拾える。アジアのワーキンググループが示した AWGS 2019 の基準を、訪問リハの評価にそのまま使える形で整理しました。
- パーキンソン病に理学療法は効くのか|39研究のCochraneレビューが示す歩行・バランスへの効果
パーキンソン病への理学療法は、歩行速度・バランス・運動症状を短期的に改善する。ただし効果は小さく、3か月以内が中心。39研究のCochraneレビューから、在宅で「続ける」意味を考えます。
- 変形性膝関節症に運動療法は効くのか|54研究のCochraneレビューが示す痛みと機能への効果
「軟骨がすり減っているのに動かして大丈夫?」への答え。陸上での運動は膝OAの痛みと機能をはっきり改善する。54研究をまとめたCochraneレビューから、効果の大きさと「やめると戻る」という現実を整理しました。
- 歩行速度は「第6のバイタルサイン」|3万4千人のデータが示す歩く速さと寿命の関係
歩く速さは、高齢者の余命を予測する。3万4千人・9つのコホートをまとめたJAMAの研究から、訪問リハで歩行速度を測る意味と、その伝え方を整理しました。
- 認知症のある人に運動は効くのか|Cochraneレビューが示す「ADLには期待、認知機能には慎重」
運動は認知症のある人の日常生活動作(ADL)を改善する可能性がある。一方、認知機能そのものへの効果ははっきりしない。17研究のCochraneレビューを、期待しすぎず正確に読み解きます。
- COPDに呼吸リハビリは効くのか|65研究のCochraneレビューが示す息切れと歩行への効果
「息が切れるから動きたくない、動かないからさらに息が切れる」──この悪循環に呼吸リハビリは効く。COPD患者3,822人・65研究のCochraneレビューから、在宅で何を狙うかを整理しました。
- 慢性腰痛に運動療法は効くのか|249研究の最新Cochraneレビューを読む
慢性腰痛への運動は、痛みを100点満点で約15点減らす。ただし機能の改善は控えめ。249研究をまとめた2021年のCochraneレビューから、「何をやるか」より大事なことを整理しました。
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運動は転倒の発生率を23%下げる。しかも「バランス・機能的運動」と「筋力トレーニングの併用」で差が出る。108件のRCTをまとめたCochraneレビューから、訪問リハの現場で何を選ぶべきかを整理しました。